ちょっとなんだかな〜

NHKの朝の連ドラ、いつもはテキトーにしか見ていなかったのですが、
なぜか今回の「ちりとてちん」はいろいろ思うところがあって、途中からけっこうきちんと見ていました。
いわゆる正統的周辺参加、徒弟制度なんかが見られて、興味深かったのですが…。

しかし、今日のラス2。
詳細は省きますが、子どもができ、周りをてらす「お母さん」になりたいから、落語家をやめる、そうな…。

もちろん「お母さん」の生き方を否定するわけではありません。
しかし、それまで塗り重ねてきた人生、それまで支えてきた人たちへの配慮をすっとばしすぎじゃないでしょうか。
周りの人は、性善説な人ばっかりで、それを認めてくれ、それがさぞすばらしいことのように言ってくれるでしょう。

ただ、それをさもよいことのように振り回し、
「結婚する=家庭を大切にしたいので仕事やめます」
「子どもができたので〜やめます」
という人が少なくはない。
そういうとき、「あんたはそれでええかもしらんけどな」とこっそり思っています。

周りを照らすのはええけど、そのまえにその周りにきちんとするべきではないのか。
あと15分でそこまで描けるとは思わないし、最後の最後で期待はずれに終わるか、
これはパート2への伏線なのか。

とりあえず、見続けたので明日も見ることにしよう。
今まで、さんざん喜んで見ていたので、がっかり度が激しい。